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「習慣化は自己肯定感が10割」挫折しない習慣化のコツ

習慣化は自己肯定感が10割

中島輝さんの「習慣化は自己肯定感が10割」を読み終わったので、要約と感想を書いていきます。

目次

書籍情報

本の名前:習慣化は自己肯定感が10割
著者:中島輝
出版社:Gakken
定価:1,300円+税
著者プロフィール:「トリエ」と「自己肯定感アカデミー」の代表を務める心理カウンセラー。現在は「自己肯定感アカデミー」や「輝塾」を運営し、自己肯定感の重要性を広く啓蒙している。

内容要約

新しい習慣を成功させるために必要なこと

新しい習慣を取り入れるとき、多くの人は「達成したい結果」を想像してやる気を高めがちです。しかし、結果だけを目指して行動を変えると、途中でやる気が続かず、習慣化に失敗することが多いです。

例えば、ダイエットをする際に「痩せたい」という結果を求めて特定のダイエット法を実践するとします。しかし、その方法が好きな食べ物を我慢する内容であると、続けることが苦痛になりやすく、最終的にはやめてしまう可能性が高いです。また、目標体重に達すると、その食習慣をやめてしまい、リバウンドしてしまうこともあります。

このように、結果を求めて習慣を始めても、続けることが難しいのです。大切なのは、新しい習慣を取り入れた後に得られる幸せな気持ちや、自分がどんな状態になりたいかを明確にすることです。「手に入れたい結果」ではなく、「なぜそれをするのか」「どんな自分になりたいのか」を考えることが、習慣を定着させ、継続するための秘訣です。

自分がなりたい姿や、その結果得られる幸せなイメージを膨らませることで、自己肯定感が高まり、習慣化が成功しやすくなります。

習慣化が途切れないためのテクニック「if-then プランニング」

習慣化を成功させるためには、「if-then プランニング」が効果的です。これは「もしXが起きたら、行動Yをする」と前もって決めておく方法で、予期せぬ状況に対応しやすくなります。

例:
「目覚ましが鳴ったら、そのまま5回腹筋をする」
「昼休みになったら、最初の15分は公園を散歩する」
「帰宅したら、まっすぐ机に向かいテキストを開く」

習慣を継続する過程で、どうしても習慣が途切れてしまうことがあります。そういった場合に備えて、「こういう状況になったらこう行動する」と例外もルール化しておくことで、挫折せずに対処できます。また、この方法では「サボりたい日」をルール化することもでき、罪悪感を持たずにリフレッシュすることが可能です。

例:
「今日は英語のテキストを開きたくない……というときは、字幕版の映画を1本観よう。」
「雨が降っていて外を走りたくない。トレーニング動画を見ながら体を動かそう」

if-then プランニングを活用すれば、予期せぬ状況にも対応しやすくなり、習慣化を途切れさせずに続けられます。計画的に休むことも取り入れ、自己肯定感を高めながら習慣を継続しましょう。

読んだ感想

習慣化の本当の目的を見つける

習慣を身につけるためには、毎日目標を立て、その達成状況を記録することが大切だと思っていました。しかし、ただ「習慣化させる」ことが目的になってしまい、本来の「自分はどうなりたいのか?」というビジョンが明確ではないことに気づきました。

まずは、「自分はどうなりたいのか」をもう一度確認してみようと思います。そして、「どうすればそうなれるのか」を考え、ワクワクするような方法を探してみます。

楽しみながら習慣化するためには、達成率を可視化し、「こんなに出来たんだ!」と自信を持てるようにすることも重要。これがモチベーションの維持に繋がると思います。

出来ない時のパターンも用意する

習慣を身につけるために「if-thenプランニング」を使う際、失敗した場合の対策を用意しておくことがとても大切。

具体的には、習慣を実行できなかったときのために別の小さな習慣を準備しておき、その日はそれを実行してOKとする。そして次の日は通常の習慣に戻す。こうすることで、プレッシャーが少なくなり、続けやすくなると感じました。

しかし、例えば「布団でスマホをしない、寝る前に電源を切る」と決めても、気づいたらスマホを使ってしまっていることがあります。その場合、決めたことをすっかり忘れてしまっていることが多いです。気づいたらスマホを何時間も使っていたということも。

こうしたときに、どうやって「布団でスマホをしない、寝る前に電源を切る」ことを思い出すか。これが最大のハードルになります。しかしこの本で書かれている内容だけでは、このハードルを越えるのは難しいと思います。できないから習慣化できていないわけで…。

「習慣化は自己肯定感が10割」まとめ

中島輝さんの「習慣化は自己肯定感が10割」についてでした。

自己肯定感を高め、習慣化するためには
・「手に入れたい結果」ではなく、「なりたい自分ビジョン」を明確にする
・「なりたい自分」→「達成するための方法」→「具体的な行動」の順番で決める

習慣化を途切れさせないために
・「if-then プランニング」を活用する。
・できない時のパターンも用意する

その他にも、自己肯定感を育てる6ステップなど紹介されています。
気になった方はぜひ読んでみてください。

それでは、今回はここまで。

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