MENU

「「自己肯定感低めの人」のための本」メンタルノイズが原因?成功を妨げる心のブレーキの正体

自己肯定感低めの人のための本

「今年こそは痩せるぞ」と思って始めたダイエット…結局続かない。
貯金を始めたけど、半年たっても残高が増えない…。

あれもできない、これもできなかったと思い悩んだり、「私はやっぱりダメな人間なんだ」と自信を無くしてしまう。

でもちょっと待ってください。
何をやってもうまくいかないのはあなたのせいではありません。原因は実は他のところにあります。

その原因はなにか?それは「メンタルノイズです」。このメンタルノイズの見つけ方と、影響を受けないように、簡単なエクササイズを紹介します。

目次

メンタルノイズとは

自己肯定感が低い原因

「なぜかできない」=「実はやりたくない」

「今年は痩せるぞ!」なんて宣言していながら、いつも挫折している原因として、実は心の中では「痩せない方がいい」と思っている可能性があります。

案外、本人が思っていることとは逆のことが、メンタルノイズになっていることが多いんです。

なんだか胸のあたりがザワザワ、モヤモヤする感じってありませんか?そんな時はノイズがあなたの思考や行動を邪魔しています。

頭では「痩せたい」と思っている。
でも「痩せたとたんに病気がちになった人がいた」「親が痩せ気味であまり健康ではなかった」という経験があると、心では「痩せない方がいい」という無自覚なブレーキがかかります。

「頭では痩せたい」「心は痩せない方がいい」というちぐはぐな状態になります。これがメンタルノイズです。

この状態に気づかないでいると、自己肯定感はどんどん低くなっていきます。
なぜなら「痩せたい自分」と「痩せられない結果」しかないわけですから。

メンタルノイズの見つけ方

この本では、ノイズを見つける方法が2つ紹介されています。

1つ目は、代表的な14個の「あるある」ノイズをヒントに、自分に当てはまるノイズを見つける方法です。

生まれ育った環境からどんな悩みを持っているのか?を診断する、占いや性格診断に近いものです。
今回は詳細は書きませんが、気軽にできるのでぜひやってみてください。

2つ目は、「裏表思考法」です。

「うまくいったら実は困ること」と「うまくいかない方が実は得すること」を書きだすという方法です。

例えば「広い部屋に引っ越す」場合

うまくいったら実は困ること
・家賃が高くなる
・今の住居よりも会社までの距離が遠い
・近所付き合いが不安
・物件を探さないといけない
・いろんな変更手続きが面倒くさい

うまくいかない方が実は得すること
・家賃が安い
・スーパーや病院が近い
・引っ越し費用代を貯金できる
・住み慣れた場所で、安心感がある

心の奥底では、案外、今のままで変化を望んでいないことがあります。
それに気づくには、自分の思っていることを可視化することが大事です。

心の免疫力を高める「ノイキャンエクササイズ」

メンタルノイズの存在に気づくだけで、目の前の課題や問題をクリアしてしまう人もいます。
一方で「で、どうすればいいの?」と思っている人もいるでしょう。

子どものころから長い付き合いをしてきた、メンタルノイズとすぐにお別れするのは難しいのです。
でも安心してください。

この本ではノイズに対して免疫力を高める、「ノイズキャンセル・エクササイズ」が紹介されています
今回は、私がやってみてよかったと思った方法を3つ紹介します。

STOP(やめること)リスト

よくあるTODOリストは「やることリスト」ですが、STOPリストは「やめることリスト」です。

毎日ひとつ「もうやめよう」と思うことを書きします。
例えば「寝る前に勉強する」ではなく、「寝る前のスマホをやめる」とかです。

やらないといけないことが増えるとつらくなったりします。そして、できなかったら落ち込んでしまうこともあるでしょう。

やることを減らすことで「やらされてる感」ではなく、「自分で決めてる感」を感じてください。

自分実況中継

自分の動作を一つひとつ言葉にしてみるだけ。口に出してもいいし、頭の中で思うだけでもOKです。

席を立った、コップを持った、水を注いだ、コップに口を近づけた、水を飲んだ
こんなふうに、自分の動作をひたすら言葉にします。そうすることで、自分を客観的に見ることができるようになります。

自分実況中継に慣れていけば、「今とても怒っている」とか「とても疲れている」など、周りが見えなくなりそうな時にも冷静になれます。

水洗メンタル法

失敗やミスや嫌なことに真剣に向き合って、なかなか切り替えができないと、どんどんメンタルノイズの影響を受けてしまします。

そんな時は「嫌なことをトイレで流す」方法をやってみてください。

嫌なことがあったら、できるだけ早くトイレへ行き、トイレットペーパーで嫌なものがついていそうな体の個所を拭いてトイレへ流す。

トイレへ移動するだけで冷静さを取り戻せますが、「体についた嫌なものを流した」と思うと、少し気持ちが楽になります。
イメージだけでなく、実際にそうすることが大事です。

手洗い場で、指を一本一本ていねいに洗っても、同じ効果を期待できます。

まとめ

以上が、「自己肯定感が低い人」のための、ノイズの見つけ方と、エクササイズ方法になります。

まとめますと、
「なぜかできない」=「実はやりたくない」こともある。
頭と心のちぐはぐになっている原因(心のノイズ)を見つける。
見つけないまま頑張り続けても、結果が伴わないので、自己肯定感が低下するだけになる。

「あるある」ノイズや「裏表思考法」でノイズを見つける

エクササイズでノイズに邪魔されない心を育てる

著者の山根さんによると、この本は自己肯定感を高める方法ではなく、「自己肯定感が低めでも悩まなくなる方法」となっています。
気になる人は、ぜひ読んでみてください。

それでは、今回はここまで。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次